バーバーの嫁のツブヤキ

床屋の嫁のツブヤキです。。。

寄り添えることの大切さ

新型コロナがいまだ終息しない中、雨が日本を覆っています。
そこまでたくさん降らなくてもいいのにな。
ほどほど・・・がいいのにな、と思う日々です。

雨の被害の渦中にある方々。
それをテレビで見ているだけの広報担当(嫁)。
その差はきっとずごくすごく大きくて。
ただ祈りますと書いても、なんだかそんな言葉では言い表せていない気がして。
いつもこういう天災の時には、ただ人間の小ささを思い知らされます。

さて、新型コロナですが、持続化給付金の給付要件が広がり、2020年3月開店までの中小企業と個人事業主も要件にあえば申請できるようになりました。
が・・・2020年開店のお店は特例という形になるんですが、その特例で申請する場合は税理士さんに書類をチェックしてもらわなくてはいけないという条件がつきました。
2020年開店のお店は当たり前に納税をしていないので、確定申告で収入が減ったことを確認できません。
なので申請前に専門家のチェックを行って、給付をスピード化できるようにということだと思うのです。

思うのですが、開店したばかりのお店で税理士さんと知り合いだったり、お世話になっていたりしている人ってどれだけいると思っているんでしょう。
多分、そんなに多くないだろうと広報担当(嫁)は思うのです。

大阪府の「休業要請対象外支援金」の際も専門家の事前チェックが必要でした。
その時も、一体どれだけの人が・・・と思ったんです。
でも一応、大阪府の申請の時には申請の要綱に、専門家とコンタクトを取るための専門家の会「大阪府行政書士会」などの電話番号が書かれていて、そこに電話すれば専門家を紹介してもらえるようになっていました。

また、これも重要だと思うのですが、専門家にチェックしてもらうだけならば、そのお金は大阪府が負担してくれることにもなっていました。
お金がないからお金を支給してもらうのですから、専門家に依頼金を払うことすらキツイのは当然に周知だからこその大阪府の負担だと思うのです。

が、今回の国の持続化給付金においては、税理士を紹介することもなく、持続化給付金相談ラインで質問したら「申請者様にてお探しの上、ご依頼いただけますでしょうか。」とのことでした。
更にここ重要なのですが、依頼してチェックしてもらう為のお金は申請者持ちなのです。
お金がないから給付金を申請しているのに、税理士さんにお金を支払わなくてはならない。
それもこういった士業への依頼は、かなりお金がかかります。
もしかしたら給付金の半分とはいかなくても、結構な額を税理士さんにお支払いしなくてはならなくなるわけです。

国は一体なぜ給付金を申請していると思っているんでしょう。

おそらく持続化給付金を考えている方は省などにお勤めの方かと思います。
そうなると多分に学生時代のお友達や、それ以外の知り合いにも税理士さんになっている人が普通にいるんだと思います。
そして、その人たちは普通にお給料をもらっているので、新型コロナのせいで今本当にお金に困っている人たちのことがわからないのでしょう。

広報担当(嫁)の単なる推測ですけども・・・。

でもこれが現実にソコにいる人間と、現実にソコにいるわけではなく少し遠い場所からみつめている人間との差なのかもしれないなぁと漠然と思います。

実際の当事者とそうではない人との差。
それはどんなものであってもなかなか埋まらないのかもしれません。

でも、差が埋まらないとしても、それでも少しでも当事者の想いに寄り添えることができる人間でありたいなぁと思います。
相手の気持ちを思う、考える。
それができる人間であること。
人の痛みに寄り添えること。

それが少しでもできたならばと思う広報担当(嫁)なのでした。
ついまたぼやいてしまった(;^_^A

広報担当(嫁)はこうやってぼやいてるんですが、店主はぼやくこともなく、たんたんと自分のずべきことをしております。
明日からも、コロナ対策をしっかりと行いながら、お店にてお客様のお越しをお待ちしております。

 

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